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角が取れて丸くなる話

私も、「角が取れて丸くなりましたね。」と言われても良い年になってきました。
角が取れるとは「人柄が円熟して穏やかになる。」(広辞苑)意味ですが、何故か、褒め言葉に聞こえません。
角が取れたと言う言い方は、金平糖のごつごつした突起が摩擦で無くなり、小さな球形になったイメージです。言わば、長い期間世間の荒波にもまれて、角(個性)が取れて小さくまとまった感があります。
人が年を重ね、円熟して角が取れるとは、金平糖の突起の間が人生の経験により埋まるイメージで、突起(個性)はそのままに一回り大きな球形に成長することと思いたいし、そう有りたいと思います。より大きな突起(個性が)がある人は、より大きな球になれる可能性があります。個性を伸ばし、経験を重ねて、大きな球に成長しましょう。

所で、金平糖は日本語ではなくポルトガル語のCONFEITO(コンフェイト)が伝来したもので、伝来当時突起は無く球形であったようです。それを日本の職人が手を加え、突起(個性)を成長させ現在のような金平糖に進化させたそうです。突起の数は24個だそうですが、この突起は一体どのくらいの長さまで成長させられるのか興味があります。

金平糖

人生も金平糖のように甘いといいのですが・・。

末永

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