こんにちは。
緊急事態宣言が解除され、遅まきながらゴルフの計画を立てられている方もおられるかと思います。
これからは、皆様がこれまで我慢していた分までゴルフをお楽しみいただけるよう、心より願っております。
さて、以下はGREENON Webサイト内のレーザーコーチ スイング 詳細ページ内で使用されている画像です。この画像はオンプレーンスイングをわかりやすく表現するために当社のグラフィックデザイナーが作成したものですが、同じような画像を手軽に作成できればスイングの分析に活用できるのではないでしょうか。
そこで今回のブログではスマートフォンのカメラやパソコンの画像加工ツールを使用して同じような画像を作成することは可能なのかを検証してみたいと思います。
今回は、今時のカメラ付きのスマートフォンならばおそらくどの機種でも撮影できると思われる1秒間30フレームの動画として撮影します。スマートフォンの機種によっては静止画の連写モード(バーストモード)やスローモーションなどが使用できます。データサイズや1秒あたりのフレーム数など機種によって異なる部分がありますのでお好みで選ぶと良いでしょう。
連続撮影や動画撮影の場合、手ブレは厳禁です。スマートフォン/タブレットのスタンドや三脚等を活用すると良いでしょう。また、自撮りでスイングチェックを行う場合はBluetooth接続のリモートシャッターがあると便利です。
スマートフォンを三脚にセットして…
撮影開始。今回は当社ゴルフ部部長にお願いしてフォームを撮影させていただきました。
撮影が完了したら、動画ファイルをパソコンにコピー。まずは動画ファイルから1秒間のフレーム数を指定して画像(静止画)データを取り出します。 今回は「Batch Video To Image Extractor」というツールを使用しました。
取り出した画像データからスイング解析写真を作成するわけですが、このまま画像を重ねても背景が邪魔となってしまいます。そこで、remove.bgというサイトで画像の背景をカットします。ちなみにこのサイトはAIで写真内の「人物」と「人物以外のもの(=背景)」を判別して背景部分を透明化してくれます。凄い!
背景をカットした画像を重ね合わせると…
ご覧のようにスイングの連続写真を作成できます。この画像ではテイクバックからインパクトまでの連続写真を重ね合わせています。ご覧のようにクラブのスイングスピードはスマートフォンのカメラでは捉えきれず、インパクトの瞬間はブレてしまっていますが、ブレのない上体やスムースな体重移動など、スイングの特徴を見て取れる写真となっているかと思います。
このように、チェックしたい箇所や目的次第ではありますが、スマートフォンを用いたスイングチェックは十分可能なのではないかと思われます。
そして、オンプレーンスイングのチェックやトレーニングには「レーザーコーチ スイング」が便利です。ラウンド前に是非ご利用ください!