ゴールデンウィークに、ちょっと用事があって、羽田空港へ行きました。
用事が終わると、そのまま自宅に戻るのも勿体なかったので、お茶でも飲むことにしました。
羽田空港の第1ターミナルの5階には広々としたスターバックスがあり、コーヒーとホット・サンドイッチを頼んだのですが、窓の外はエプロンと滑走路。数分ごとに、旅客機が目の前で離陸していました。
その日の用事は愉快なものではなかったのですが、そんな光景を前にして「来てよかった」と思いました。
飛行機の旅は昔ほど高価のものでも珍しいものでもなくなりましたが、機体が輝くエアバスやボーイングが、東京のスカイラインをバックに飛び立つ姿は素晴らしい。空港にいながらエンジン音がほとんど聞こえなかったのも新鮮でした。
ゴールデンウィークの間に読みたかった本をカバンに入れていたのですが、読み始めると、あっという間に読み終えました。家とちがって、本のページに全てを集中することができたのです。
読書にここまで適した場所を空港で見つけるとはーーと思ったのですが、まわりを見渡すと難しそうな専門書や参考書を広げている人が何人かいました。もしかしたら、羽田空港第1ターミナルのスターバックスは既に一部の読書人の間で重宝されているのかもしれません。
本を閉じ、屋上の展望デッキに行きました。首都圏の生活ではまず縁のない開放感を感じました。私が70年代に羽田空港へ行った時はとても狭く感じましたが、今では海の方向へ拡張されていて、国際都市にふさわしい、広々とした空港になっています。
帰りはモノレールで浜松町まで出ました。モノレールの車窓からは巨大な倉庫や運河や競馬場が見えて、いつもの生活空間から遠く離れた気分になりました。
モノレールや京急(or都営浅草線)にちょっと乗るだけでリフレッシュができる場所、それが羽田空港です。
また行きます。
リフレッシュできるスポーツといえばゴルフです。
コースへ向かう時は是非、最上位のゴルフウォッチ、A1-IIを供に。