2020年3月に開業したばかりの高輪ゲートウェイ駅へ行ってきました。
私はJRの駅のデザインに期待していません。リニューアル後の京都駅、大阪駅、品川駅の悲惨さを知っているからです。優れた公共施設を作るのは難しいのです。
ちょっとでも海外へ行くと、公共施設のデザインにおける日本の遅れが明らかになります。
高輪ゲートウェイ駅は違いました。
西日暮里駅(1971年開業)以来の山手線の新駅である高輪ゲートウェイ駅をそばから見ると、最新の空港のターミナルを見ている気がしました。
こちらがSNSで話題になった明朝体で駅名が書かれたサインです。特に違和感はありませんでした。(令和の日本語タイポグラフィを導入した、よりスタイリッシュなもの仕上げることはできたと思いますが。)
高輪ゲートウェイ駅のデザイナーたちは、人間との接点を大切にしています。
たとえば、ベンチが低く、座りやすくなっています。座りやすいベンチは近年のJR・私鉄の駅から消えたもののひとつです。
また、フローリングの木目のタイルは目に優しいベージュ色で、さらに、滑りにくい表面処理に好感を持ちました。
階段も、登りやすかったです。きっと、角度やステップの高さをついていろんな工夫があったのではないでしょうか。手すりのザラザラ感からもこだわりを感じました。
非常に大きな建物で、天井も高かったのに、圧倒されることはありませんでした。駅舎のデザイナーはそうならないように人間のスケールをよく考えていたのだと思います。
私は夜に行ったのですが、照明が明るすぎにならないように抑制されているように感じました。光の色もあたたかく、心地よかったです。
アナウンスの音量・音質からも、やわらかさを感じました。我々が日々利用している駅はいろんな意味で昭和のままなのだなと思いました。
ひとつ残念だったのは、高輪ゲートウェイ駅は高輪側(西側)に入り口があっても、海岸側(東側)に入り口がないことです。
品川エリアに行ったことのある方は既にご存じでしょうが、JR品川駅と田町駅の間で東西に行き来することは困難で、不便でした。
高輪ゲートウェイ駅は、この問題の改善策にはなっていません。
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