先日閉幕した北京オリンピックの中で、『報われない努力』というフレーズが出ました。
その日のために努力してきた4年間がその一瞬でと考えるとても悔しいだろうし、その努力も常人では考えられないくらいの努力でしょうし、気持ちは計り知れないです。
このスケールから比べると全くもってちっぽけなことではあるのですが、風景写真を撮りに行くと、報われない努力を感じることがあります。
その努力は、主に早起きや遠くまでわざわざ出かけるといった部分ですけど 笑
自然が相手だと、どうしても思い通りに行かないことが多いです。
たとえばこの場所なのですが、この写真に写っているのは小湊鐵道と市原の工場地帯です。
晴れてはいたものの、思いの外気温が上がってしまったために地平線がガスっていて、個人的にはこの写真は早起きが報われなかったものです。
これは、同じ場所で別の日に撮った写真です。
これだと富士山が見えるのがわかるでしょうか?
しかしこれもあまり天気が良くなかったので、ハッキリとは見えず・・・
運が良ければ小湊鐵道・工場地帯・富士山がまとめて綺麗に見通せる場所なのですが、冬の間にしか狙えないので、勝負はまた次の冬に。
運任せな場所は自然現象だけではなく色々とあります。
江ノ電は基本的には線路を走っていますが、腰越-江ノ島の1区間だけ商店街の路面を走ります。
交通量が少なければ、江ノ電単独で商店街を走る姿が見れるのですが、そうはうまくいきません。。
しかしここは、交通量を活かして望遠の圧縮効果でカオスな状況を作ってやるのも面白いですね。
これは報われた瞬間かと思います 笑
報われないことも多々ありますが、案外行ってみたことが経験として次の糧になったりするので、
報われないで終わりにしなければ、後から活きてきたりするものですね。
聞いたり調べたりをたくさんするより、1回その場所に行ってみる方が理解できたり。
下調べをした上で、現地でイメージとのすり合わせができたら完璧ですね!
最後に、江ノ電と言えば恐らく1番有名なこの踏切の写真を置いておきます。
某バスケット漫画のオープニングで有名ですが、秋公開予定の映画がとても楽しみです!