9月も半ばになりましたが、今月に入ったとたんになんだか突然寒くなりましたね。
しかし今週からはまた真夏日になったりしているので、一度涼しさを体感した後の暑さでバテないように気を付けようと思っています。

さて、突然ですが私の出身は新潟です。
そのため、東京と地元の行き来をする際は上越新幹線を利用するのですが、来月10月1日で“上越新幹線の「Maxとき」号（E4系・国内最後の2階建て新幹線）が引退”となります。

※こちらの画像はJR東日本ホームページよりお借りしました。

なお、「Max」とは「M」ulti 「A」menity E「x」pressの略です。知ってました？

この全車2階建てのE4系新幹線は本来なら昨年秋に引退する予定だったのですが、2019年10月の台風19号で長野県の北陸新幹線車両センターが浸水したため、主に北陸新幹線で走っているE7系の新幹線8編成96両が水没・廃車となり、上越新幹線に導入予定だった分の同型新幹線を北陸新幹線に転用した関係で引退が1年延長されていました。
（ちなみに、この廃車費用は120億円と言われているそうです。それ以外の鉄道復旧費用も入れると約170億円になるとかなんとか……。）

昨年は実家に帰省すること自体がかなり難しかったため、Maxときの引退が1年延長されたことで「引退までに最後に1度は乗りたいな～、乗れるよね……」と思っていたのですが、実際には今年も実家に帰省することが難しそうで、残念ながらラストランの乗車はできなさそうです。最後に乗ることができないというのもまた物悲しさを助長させられます。

2階建て新幹線に乗ったことのある方ならわかるとは思うのですが、やはり普通の新幹線に比べると景色がよく見えるところがお気に入りだったので、もうあの景色が見られなくなると思うとやはりこみ上げてくるものがありますね……。
2階席から見える景色はこんな感じ。これは田端のJR東日本東京支社付近です。

東北新幹線と上越新幹線の分岐点。ここで行き先が分かれます。向こう側が東北新幹線です。

一面田んぼの新潟県内。

座席が高いため、防音壁があるにもかかわらず景色が良く見えるのが分かっていただけたでしょうか。通常の新幹線だと、どうしても窓の1/3～半分くらいは防音壁になってしまいますよね。

ちなみに、Maxときの16両編成（8両+8両の連結）時は定員が1,634名となり、これは高速鉄道として世界最大の座席数なんだそうです。
（参考までに、東海道新幹線のN700系は16両編成で1,323人です。）

E4系の引退後にメインで走るE7系もちゃんと朱鷺色になってしっかり運行中ですが、新しい車両で多少心躍る部分はあっても淋しいものは淋しいのです！

また、E4系の引退ということで記念グッズも登場しております。新潟県限定のグッズもあるので、地元の友人や両親に購入をお願いしています(笑)。

中でも気に入っているグッズはアクリルパスケースです。
ネットでも一部話題になっていましたが、Suicaをセットするとドアの窓からペンギンが顔を出します。
こんな感じ。かわいい。

※こちらの画像はJRE MALLよりお借りしました。

可愛くて使うのがもったいない感じがしますが、これから愛用していこうと思っています。
今までありがとう！　E4系Maxとき号！

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