夏から秋への~能登半島~

2019年11月6日 カテゴリー:よもやまばなし

即位礼正殿の儀で今年は10月22日が祝日になったので、21日に有給休暇を頂いて能登半島2泊3日の旅に行ってきました。

台風19号の影響で北陸新幹線が止まってしまいましたが、運良く飛行機を使うツアーだったので無事催行されました。とは言うものの、今度は台風20号、21号の影響で飛行機も心配でしたが、これまた運良く雨に降られることもなく、無事に観光も全行程済ませてきました。

まず最初に訪れたのは能登ワイン

左のように樽で貯蔵しているのは高級ワインだけで、一般向けのは右のようなステンレスタンクで醸造しています。このタンクで年間製造量約14万本だそうで、ほとんど県内でしか流通していない珍しいものらしいです。

そして、夕食のために笠師保(かさしほ)駅へ・・・(別名として、「恋火駅」という名前がついているそうです)

駅長室を覗き込むと、魚介類とコンロの準備が!ここは無人駅なんですが、旧駅長室を改造して40人もの団体客も入れる店にしているそうです。(運営自体は駅ではなく、駅の隣の店がやっているようです)

翌朝は笠師保駅から、のと鉄道七尾線で出発。(駅に宿泊したわけではありませんが・・・)

こんな感じの単線の2~4両編成くらい(上の写真は1本前の反対方向行き)の電車です。到着した目的方向行きの電車は2両編成でした。

なぜか2両のうちの片方だけがド派手なアニメのラッピング車両!沿線を舞台にしたアニメがあり、その「聖地」になっているそうです。

目的地、能登鹿島駅(別名「能登さくら駅」)も、小さなかわいい駅舎の無人駅でした。そして鹿島神社へ・・・

なんか、そこだけポツンと木が集中している?というか??(拡大してみると、鳥居がありますね)

次は遊覧船に乗るためにバスで九十九湾に向かいます。

海の中にあるのは「ぼら待ちやぐら」だそうで、拡大すると人が座っています。(もちろん、今は使われていないレプリカなので、座っているのも人形ですが・・・)

昔、こうやってやぐらの上からボラを見張って、タイミングを見て網を引いてボラを獲るという猟法があったそうです。

船に乗って九十九湾のリアス式海岸線を遊覧し、戻って来たら「磯の観察路」を散策・・・

「磯の」って、本当に波打ち際なんですが、ところによっては完全に海の中に飛び石があるだけのところも・・・(拡大してみて下さい)

途中、1/3くらい行ったあたりで反対側から歩いてきた人に聞いたら、この先の「飛び石」のところは波が打ち寄せて来て足元が濡れるとのこと・・・諦めて戻ってきました orz

そして、バスに戻るために階段を登る・・・(2つ上の「磯の観察路」の写真を御覧ください)

お昼は能登牛ローストビーフ&ステーキ丼の「能登丼」です。「能登丼」というのは、よくある各地の町興し同様、テーマを決めて多くの店が参加して提供する丼ものなんですが、能登丼のテーマは「能登のものを使うこと」だけ(?)だそうで、例えば上の写真のように器は珠洲焼とか、輪島塗の椀とか、能登牛だったり、能登の海鮮だったり、テーマがかなりアバウトなので、ものすごく種類が多いそうです。(でも、海鮮丼が多い印象ではありましたが・・・)

次に訪れたのは弘法大師が見つけたという見附島(別名「軍艦島」)です。上の写真で左の方に小さく見える海中の鳥居と島の中間地点(の少し左寄り)に、小さな小さな島があったそうなのですが、先日の台風19号の後、なくなってしまっていたそうです!

そして次は能登半島最北端、聖域の岬です。

ヘルメットをかぶって坂(なぜか階段ではない)を降りていき、「青の洞窟」を目指します。

パワースポット青の洞窟でパワーを貰ったら、先程の坂を一生懸命登りますが、バスの駐車場を通り過ぎてさらに坂を登って禄剛崎灯台見学へ・・・ orz

残念ながら、灯台は改修中でした。ここは「日本列島の中心地」らしいです。

翌日は、また遊覧船に乗るために能登金剛へ・・・

例によって(!?)船着き場まで降りていきます。(ここは階段がありました)

ちなみに、上はどういうロケーションかと言うと・・・

船越英一郎さんや東ちづるさんも撮影を行った場所だそうです。

一方、船は巌門へ・・・

小さな船なら通り抜けられるらしいのですが、遊覧船は無理なので途中までで引き返します。

船を降りたら歩いて反対側から見てみました。向こう側に遊覧船が見えますね。この後、またあの階段を登ってバスへ・・・ orz

バスは千里浜なぎさドライブウェイを通って金沢市内へ・・・

なんと、こんな砂浜をバスで走ります!こんな波打ち際を走れる道路(?)は、ここだけとか・・・

すれ違う車も多数・・・車線もなにもないので(砂浜ですから・・・)、適当に道を譲って走りますが、夏はさらに海水浴客もいるらしいです。

お昼は近江町市場で、自由行動でした。

入り口は他の建物に紛れていて目立たないのですが、中は(拡大してみて下さい)巨大な施設になっています。

せっかくの金沢なので、「回らない」寿司を食べました。高級魚のどぐろの炙りの寿司(右側)には金箔が乗っています!左はカマスの昆布締めの炙りです。

ここまで来たので、ついでに金沢駅も見学してきました。

そして最後は兼六園で自由行動です。

有名な徽軫灯籠の写真だけを載せてますが、兼六園の中はかなり広く、一通り見て回るだけでも、すごく歩きました。

今回の旅行は、よく歩いたというか、よく上り下りした旅行でした。

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