4. 何故、フォアーと叫ぶ?

2010年10月6日 カテゴリー:The 19th Hole - Column

色々なゴルフ用語の中で、その由来がはっきりしない用語の一つです。
いろいろな説の中で、Caddieの役割の一つであるForecaddie を由来とする説と軍隊の射撃で使われる用語Beware Beforeを由来とする説が有力です。

先ず、Caddieの由来から始めます。Caddieはフランス語で少年、或は最年少者を意味する“cadet” が17世紀の初めに英語化されて、cady、caddy、 cadie、 caddie、と表記されるようになったものです。この言葉は、走り使い少年や水の運搬人等を指す言葉として広く一般的に使われていました。ゴルフクラブを運ぶ人の意味でもっぱら使われるようになるのは19世紀の半ば以降です。当時は、クラブを入れるバッグは無く、クラブの束をまとめて運んでいました。

1878年のオックスフォード辞典に、前でプレイしているゴルファーに注意する意味でForeという言葉が初めて表れますが、語源は不明です。その用語の意味から、多くの人は、beforeが短縮されたと考えていました。
現在では、caddieの由来として、初めに述べた2説が有力です。

当時は、ゴルフボールは大変高価でしたのでゴルファーはロスト・ボールにならない様に前の方に立ってボールの着地点を確認するForecaddie(Forward Caddie)を雇いました。(現在のトーナメントでも球の位置をプレーヤーたちに示させるために前方に配置された人をフォアキャディーと言います。)ゴルファーは、ショットした後ボールがそちらに行くことをForecaddieに知らせるために叫びました。“Forecaddie!”  or “Fore!”

もう一つの説は、軍隊が銃を撃つ時に前にいる味方に当たらない様に、Beware Before! と叫ばれました。これが短くなってFore!と叫ばれ、それがゴルファーに使われるようになったという説です。但し、言葉の意味からは、何故、Ware!ではなくFore!と短縮されたのかは疑問が残ります。

この記事は、Scottish Golf History を参考にしました。

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