俺は毎回参加している? そのゴルフのオリンピックではなく、クーベルタン男爵が提唱した近代オリンピックの話しです。
今年リオで開催されるオリンピック大会にゴルフが競技種目に加わりました。初めてオリンピックの競技種目になったと思っている方も多いと思いますが、実は112年振りなのです。
第1回オリンピック大会は1896年にアテネで開催されましたが、ゴルフは競技種目に含まれていませんでした。大きな理由の一つは、当時ギリシアにはゴルフコースが無かったことです。
当時はオリンピックに対する関心はまだ低く、第2回(1900年)のパリ大会と第3回(1904年)のセントルイス大会ではオリンピックは万国博覧会の添物的な行事として行われたようです。
期間も半年以上に亘り、見に来た人もそれがオリンピック競技とは知らないことも多かったようです。
ゴルフはその第2回大会と第3回大会のオリンピック競技種目に含まれ大成功でした。
第4回大会は1908年ロンドンで開催されました。ゴルフと言えばイギリス。ゴルフはオリンピック競技種目に当然含まれると考えます。しかし、実際には含まれませんでした。R&Aとオリンピック組織委員会との反目があったのが原因と言われていますが・・・。
その後も、その時その時の様々な事情で競技種目に含まれませんでした。今回、リオ大会で実に112年ぶりに復活です。
リオでは、40ヶ国から男女各60名が参加し4日間72ホールで争われます。日本からはだれが選ばれるか大変興味があります。競技場はリオのバーラダチジューカに建設されます。
Google Earthで見るとこの様な状況です。Googleの画像が最新ではないと思いますが、間に合うか少し心配になります。
次の東京大会(2020年)でもゴルフ競技は継続して競技種目に含まれ、埼玉県の霞が関カンツリー倶楽部で開催されます。ゴルフファンとしては楽しみですね。