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アイスゴルフ

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
もう少しすると3月になり、ゴルフシーズンの幕開けも違いですね。

今日は真にゴルフを愛する人におすすめのアイスゴルフをご紹介したいと思います。

引きの写真でわかりづらいですが、ゴルフのプレイ中です。
風の冷却効果でマイナス50度まで下がることもあるそうです。

ゴルフのプレイ中

写真上部はホールにおけるグリーンの場所です。でも「グリーン」と呼ばず「ホワイト」と呼ぶそうです。

「ホワイト」と呼ぶそうです

白いボールだと後から探すことができないので蛍光色の見つけやすいボールを使います。局外者のホッキョクグマが持って行ってしまうこともあるとか・・・。

蛍光色の見つけやすいボールを使います

アイスゴルフ大会の優勝シーンです。乗っているのは犬ぞりで、ホール間の移動に使われるそうです。

アイスゴルフ大会の優勝シーン

エクストリームなゴルフを体験したい方にはおすすめ・・・かもしれません。
いつかはグリーンオンのコースデータにも登録してみたいですね。

(引用元:グリーンランドガイド

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全米オープン予選1次会場

昨日東京では大雪が降り、底冷えがする厳しい寒さが続いておりますが、皆様の体調はいかがでしょうか。まだまだ寒い日が続きますので、体調管理は万全にお過ごし下さい。

さて今回は、自分がアメリカで一番大好きなゴルフ場を紹介したいと思います。そのコースは、アメリカ東部ノースカロライナ州パインハーストにある『Pinewild Country Club』です。
このゴルフクラブは1995年にLPGAの【Pinewild Women's Championship】が開催され、毎年、全米オープンのカロライナ地域1次予選が開催されるコースとしてアメリカ東部では有名クラブになります。
またこのゴルフクラブには、「Magnolia Course」と「Holly Course」「Azalea Course」の3コース(「Azalea Course」はパー3コース)があり、今回は、全米オープンのカロライナ地域1次予選が開催される「Magnolia Course」を紹介したいと思います。

まずこのコースの驚くべきところは、日本ではなかなか体感できない7,500ヤードに迫るフルバックの距離です( http://www.pinewildcc.com/magnolia.html)。せっかくなので、チャレンジさせてもらいましたが、とにかく距離が長くタフ、、、これが第一印象です。パー4でいいショットをしたとしても、残りはミドルアイアン。パー3は平均200ヤード越え。パー5はハザードのプレッシャーが続き、レイアップ場所に一苦労。その上、アメリカ特有の長くて粘り気のあるラフ。正直ラウンド後、精神的にも肉体的にも疲れ切っていたのを覚えていますし、さすが全米オープンの予選会場と感心したのもよく覚えております。
その全米オープンの1次予選はワンデイトーナメントなんですが、参加者約150名中、上位6名が2次予選へ進めるらしく、そのカットラインに驚愕。例年アンダーを出さなければ上位にすら入れないというハイレベルさに別次元を感じました。

13H打ち下しのロングホール、無理に2オンを狙うと手前の池や深いガードバンカーに捕まり、左側は全てOB

18H残り270ヤード付近からグリーン近くまで左側は池が続き、右はカート道とOBが待ち構える

ぜひ皆様もアメリカ東部を訪問した際は、ノースカロライナ州に立ち寄って頂き、このコースでチャレンジをして頂けたらと思います。
このコースの近くには全米オープンが1999年と2005年に開催され2014年にも開催される【パインハーストリゾート・コースNO.2】もあります。1999年の全米オープンではペイン・スチュワートが18Hでミラクルなパーパットを決めてミケルソンを振り切り優勝しました。今となっては伝説になっていますが、そのパットを決めた瞬間の銅像もあります。
色々とゴルフの歴史を感じられる街でもありますので、少しでも興味を持って頂き、行ってみたいと思って頂ければ幸いです。

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発見!すごい打ち下ろしのホール

私はMASAでコースデータを主に担当しており、皆さんが使いやすいように改善しています。ご存知の通り、グリーンオンが毎週金曜日にデータ更新していることからも、その重要性がお分かり頂けると思います。
その関係から、以前に世界各国の面白いゴルフ場をご紹介しました。
今までご紹介したコースをザッと見てみますと…、

バンカーが真っ黒なゴルフ場
グリーンまで船で移動するゴルフ場
ギターの音色が聞こえてくるゴルフ場
星の形をしたグリーンのあるゴルフ場
プロペラ型のグリーンがあるゴルフ場
谷越えのホールが多く、度胸と技術が必要なゴルフ場
ホールの長さが世界一のゴルフ場
世界一標高の高いゴルフ場
夏の京都を満喫できるゴルフ場
メッセージが書いてあるゴルフ場
日本で一番長いゴルフ場
面白いゴルフ場大紹介スペシャル
ワニワニパニックなゴルフ場
「アーサー王伝説」をモチーフにしたゴルフ場

皆さまからのご要望にお応えして、シリーズ復活です!
気になる今回はゴルフの醍醐味の一つである打ち下ろしのあるゴルフ場を標高差順でご紹介しましょう!是非攻略してください。

◆ 第3位
鶴ヶ島ゴルフ倶楽部 西コース 9番ホール(埼玉県)
鶴ヶ島ゴルフ倶楽部 西コース 9番ホール(埼玉県)
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ショートホールで約40mの打ち下ろし。風を読み間違えると池へダイレクトにインしてしまうでしょう。

◆ 第2位
長崎カンツリー倶楽部 福田ゴルフ場 9番ホール(長崎県)
長崎カンツリー倶楽部 福田ゴルフ場 9番ホール(長崎県)
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長崎の西側に位置し、9番ホールは角力灘に向けて打ち下ろします。海岸線ながらもアップダウンの激しい山にピッタリレイアウトされている大変珍しいコース。標高差は60m。

★ 第1位
箱根園ゴルフ場 9番ホール(神奈川県)
箱根園ゴルフ場 9番ホール(神奈川県)
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ミドルホールで打ち下ろしの標高差がなんと約100mもあります。距離感に十分注意してティーショットしたいです。

如何でしたでしょうか?他にすごいコースに心当たりのある方は是非ご一報ください。ブログでご紹介させて頂きますよ!

● 番外編
実はこんなコースも!?
実はこんなコースも!?
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このコースの正体は一体!?詳しくはこちら!

(2012/ 9/28 17:15 追記しました)
nakachanさんからの報告でさらにスゴイ打ち下ろしコースを発見しました。

nakachanさんからの報告
長瀞カントリークラブ 1、10番ホール(埼玉県)
長瀞カントリークラブ 1、10番ホール(埼玉県)
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1、10番ホールと並んでおり、2ホールとも約60mの標高差がある打ち下ろしのホールです!これはベスト3に食い込んできますね。

すごい打ち下ろしのあるゴルフ場の情報をまだまだお待ちしております!!

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「アーサー王伝説」をモチーフにしたコース

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
以前よりアメリカ本土にあるコースを紹介して来ましたが、今回は日本のコースを紹介したいと思います。
そのコースは千葉県にある「オークビレッヂゴルフクラブ」です。
ここはゴルフ場設計家『デズモンド・ミュアヘッド』が設計し、戦略性・芸術性が高いコースとして有名で、その上「アーサー王伝説」をモチーフにしたコースになっています。
一部ホール紹介をしたいと思います。
(画像はオークビレッヂゴルフクラブ様HPよりお借りしました)

7H:ヘンリー8世の6人の妻たちをバンカー6個で表現したホール
↑ 7H:ヘンリー8世の6人の妻たちをバンカー6個で表現したホール

10H:セント・ジョージによるドラゴン退治をモチーフにしていて、フェアウェイにはドラゴンの尾っぽと背中の尾根があり、グリーンとバンカーで顔を表現している
↑ 10H:セント・ジョージによるドラゴン退治をモチーフにしていて、フェアウェイにはドラゴンの尾っぽと背中の尾根があり、グリーンとバンカーで顔を表現している

ちなみにグリーンオンで確認すると以下のようなレイアウトとなっており、ドラゴンの顔がくっきりと確認できます。皆さんも確認してみてください。
ちなみに10Hはグリーンオンで確認すると以下のようなレイアウトとなっており、ドラゴンの顔がくっきりと確認できます。皆さんも確認してみてください。

15H:フェアウェイからグリーンを見ると、ドーバー海峡の白崖をモチーフにしてある
↑ 15H:フェアウェイからグリーンを見ると、ドーバー海峡の白崖をモチーフにしてある

その他にも、池に浮かぶフェアウェイや、池に浮かんでいるように見えるグリーン、日本一深いと言われるバンカーなどもあり、簡単には攻略ができないようになっている上、少しのミスショットも許されないようなコース設計になっています。
以前、埼玉県の嵐○CCのクラチャンがフルバックから挑戦し、自信満々で挑んだはずが120すら切れなかったというエピソードもありますし、60名のコンペ全員100以上叩いたというエピソードも残っています。
また、1度はやってみたい日本のコースTOP10に選ばれたことがあるみたいですが、2度やりたくない日本のコースTOP10にも選ばれたゴルフ場ですので、腕に覚えのある方は、ぜひ1度挑戦をして頂きたいと思います。

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ワニワニパニックなゴルフ場

5月に入り、不安定な天候が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか。

もう11年前になる話しですが、ある友人達と一緒にアメリカ・サウスカロライナ州「KIAWAH ISLAND GOLF RESORT THE OCEAN COURSE」において突如、プレーをすることが決まりました。

KIAWAH ISLAND GOLF RESORT THE OCEAN COURSE 01

このコースは、ピート・ダイ設計のコースで、オープンした年にライダーカップ(1991年)を開催したとして有名であったため、プレーする前から興奮を抑えられなかったのを今でも覚えています。
その時一緒にプレーした友人達は、USGAメンバーで、皆々腕に自信がある猛者たちだった関係で、記念にライダーカップと同じ場所からプレーということになり、自分の耳を疑いました。
全米NO.1の難易度と噂され、フェアウェイはうねり、セカンドカットから外れたら沼地、大西洋に面し常時海からの風が吹き荒れるコースで、トーナメントティからのプレーなんて無理!しかも約7,400ヤード!未知のヤード数です。
しかも、「沼に入ったボールは拾いに行かない方がいいよ、近付きすぎるとワニが出て来るから」との警告が。ここってゴルフ場だよね?と自問自答する自分がいましたが、確かにどこのホールか忘れましたが、沼地にワニがいました!!

KIAWAH ISLAND GOLF RESORT THE OCEAN COURSE 02
※ KIAWAH ISLAND GOLF RESORTより画像お借りしました。

皆に説得され、渋々プレーを始めましたが、上の画像をご覧下さい。ティグラウンドに立っても、どこからどこまでがフェアウェイなのか分からない上、強風吹き付ける中、打ったボールの行先はボールに聞いてくれみたいな状態で、ワニへの恐怖心も頭から消えるほどの強烈なコースです。
一緒にラウンドした腕自慢の友人達も、さすがにホールを重ねていくごとに口数が減っていき、最後は、皆揃ってこのティを選択した1人を口撃する有様でした。

このコースにおいて、最近では2007年に全米プロシニア選手権が開催され、今年は全米プロゴルフ選手権が開催されます。そんな超が付く一流コースでプレーさせてもらったことに感謝しつつ、もし次回プレーする機会があった時に備えて、これからも一層練習に励み、グリーンオン持参しフル活用で頑張りたいと思います。

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