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平常心について

ゴルファーの皆さんも池やバンカーがあると何故か引き寄せられるように
ボールを打ち込んでしまうことがあると思います。

知らなければ、普通に打てるのに、目の前に池が見えたり、
グリーン手前にバンカーがあると思った途端に力が入って、
避けようと思っていた処へボールが飛んで行ってしまいます。

プレゼンテーションの時にも、上がってしまい最初の声が上擦ってしまい
結果として、伝えたいことの半分も伝えられないことが有ると思います。

コンピュータであればどんな条件においても同一の思考を行うことが出来ますが、人間の場合はちょっとしたこと(事象)で、冷静さを欠いてしまいます。
それが表情や動作にも表れて、顔が赤くなったり動作がギクシャクしてしまいます。

そんな時に平常心があれば、落ち着いて普段の力を発揮できます。
皆さんもそれぞれ、決まった手順やおまじないを持っていると思いますが、今話題となっている、ルーティンは確実に行うためのひとつの対応方法だと思います。

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(画像は日本経済新聞より引用しました。)

同じ動作を同じ順番で行うことにより、失敗したらどうしようとか、
上手く決めたいといった邪心が無心の状態になってくるのだと思います。
手順の中で思いを一点に集中することにより、いつも繰返し行って
いつも上手くできていることなのだから当然普通にできるのだと思い、
具体的な成功の場面が思い浮かぶ様になるのだと思います。
そうなれば、同じように行うことは極めて容易いことになります。

この状態は生理学的に言うと、交感神経と副交感神経のバランスがとれて、
緊張しない状態でスムーズに動作ができるようになるということらしいです。

人によっては、ハイの興奮状態で心の揺れている状態を振り切らせることも一つの方法かもしれませんが、この状態を続けることは非常に疲れると思われます。
平常心を保つことは、健康のためにも良いことではないでしょうか。

皆様、ゴルフの場合には様々なルーティンをお持ちでしょうが、あなたの場合はどの様なルーティンでしょうか?

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もしかすると、グリーンオンを取り出す動作やゴルフウォッチを見る動作が、適切な間になるかもしれませんね。
良いプレイができますように。

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