5月中は晴れの日が多く、平年より暑かったですがゴルフにドライブにと屋外で過ごされた方が多かったと思います。
私も最近バイクを購入した友人とともに南房総へツーリングに行ってきました。
朝の7時に浮島ICからアクアラインに乗ろうとしましたが、すでにジャンクションで渋滞が起きていて、待ち合わせ場所への海ほたるに着くのが遅れてしまいました。
海ほたるを出た後は混雑することもなく木更津東ICで降りて南へ向かい、清澄養老ライン→鴨川を経由して、最初の目的地の道の駅和田浦に向かいました。
和田浦には、日本国内に五ヶ所しかない沿岸小型捕鯨で捕獲された鯨の鯨体処理場があり、鯨製品を名物としています。鯨の解体は一年に決められた頭数のみしか獲れず6月後半に行っているため、鯨を実際に見ることはできませんでしたが、鯨の刺身や竜田揚げなどを食べることができました。
鯨料理を堪能したあとは野島埼灯台へ向かいました。
関東地方の最南端は同じ千葉の九十九里のような浜辺ではなく見渡すばかり岩場だらけで、昔は海難事故が起きやすい場所であったということが、強くうかがい知れました。
岬の高台の上にある灯台に入り、螺旋階段を登ってテラスから岬の風景を再び望みました。
併設した資料館には灯台の歴史と実際に使われていたフレネルレンズが展示されており、明治初期にこれを手作業で完成させた技術に感心してしまいました。
野島埼から北へ移動し、最後の目的地の鋸山に向かい、日本寺の展望台まで登って見ることにしました。日本寺には日本一の大きい彫刻された大仏があり、日本国外から観光していた人も多く見られました。
展望台まで登ると海側はのんびりとした東京湾、山側は垂直に切り立った緊張感のある岩場といった対比した景色をみることができました。
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帰りは金谷から東京湾フェリーにのって久里浜に向かいました。
アクアラインあるのでフェリーに乗る人は少ないだろうと思っていましたが、17時出港の段階で車やバイクなど合わせて50台近く乗船待ちになっていました。
到着まで40分ほどあったのでフェリーに乗っている間船内を探索していると、ゴルフバッグだけや自転車だけが置かれている場所もあり、いろいろ厳しい状況だと思いますが今後もゆったり気軽にフェリーに乗れる場所として航路を残して欲しいと思いました。
濃霧などにより欠航する場合がありますが、バイク込みの運賃は1500円程度で乗れましたので、快適に東京湾を移動したい方にとってはおすすめできるルートです。
プレイの後ちょっと時間がありましたら、寄り道がわりにいかがでしょうか。