こんにちは。
春の足音が近づいてきていますが、いかがお過ごしでしょうか?
お花見シーズン間近ですね。今回は春休み到来に合わせ、「桜」と「歴史」を楽しめるウォーキングスポットとして「鎌倉」をご紹介します。
今回ご紹介するルートは以下のとおりです。
(1)鎌倉駅東口→若宮大路→鶴岡八幡宮→小町通り→鎌倉駅
(2)鎌倉駅西口→銭洗弁財天→源氏山公園→高徳院(大仏)→長谷寺(長谷観音)→鎌倉文学館→鎌倉駅
ルート(1)を午前中に歩き、昼食後にルート(2)を歩くことを想定しています。
JR横須賀線または江ノ島電鉄を鎌倉駅で降り、まずは東口から若宮大路を目指します。若宮大路を鶴岡八幡宮方面に歩いていくと、「段葛」が見えてきます。写真撮影時、桜はまだ咲いておりませんでしたが、桜の季節になると段葛の桜並木はまさに桜のトンネル!腰を落ち着けてお花見をできる場所ではありませんが、一見の価値ありです。
段葛の約430mに及ぶ桜並木を通り抜けると、鶴岡八幡宮が見えてきます。鎌倉幕府がこの付近に置かれていたため、境内には源氏ゆかりの史跡が多数あります。
今回はルートに含めていませんが、鶴岡八幡宮から東に歩き、大塔宮(鎌倉宮)、源頼朝の墓、杉本寺(杉本観音)などに足を延ばすのもおすすめです。
鶴岡八幡宮からは若宮大路を戻るのではなく小町通りに入り、ショッピングやランチを楽しみながら鎌倉駅まで戻ると良いでしょう。これでルート(1)は終了です。
昼食を済ませたら、鎌倉駅西口から1.4kmほど歩き、銭洗弁財天を目指します。鎌倉の街には以下のような案内板が随所に立てられており、初めての方も迷わずに目的地まで歩いて行けるのが特徴です。
銭洗弁財天は四方を崖に囲まれ、境内には岩をくり抜いたトンネルを通って入っていくという独特の構造をした神社で、境内に湧き出る水でお金を洗うと増えると伝えられています。私も財布の中の小銭を洗ってきました。
銭洗弁財天手前から続く急な坂道を登りきると、源氏山公園に到着します。写真撮影時はまだ桜が咲いていなかったので足を延ばさなかったのですが、ここも桜の名所です。
銭洗弁財天からもと来た道を戻り、高徳院(大仏)を目指します。大仏へは鎌倉駅からバスや江ノ電で行くこともできますが、前述のように案内板が充実しており、また、渋滞や混雑に巻き込まれることなくたどり着けるので、断然歩いて行くことをお薦めします。
大仏からは、すぐ近くの長谷寺(長谷観音)を目指します。長谷寺は池や庭園のある下境内と、観音堂のある上境内に分かれています。上境内の見晴台からは由比ヶ浜や三浦半島を一望でき、その眺めは抜群です。
大仏、長谷寺と、鎌倉でも随一の賑わいを見せる観光スポットを巡った後は、静かな佇まいの鎌倉文学館に足を延ばします。写真撮影時、庭園には早咲きの桜(河津桜)がひっそりと咲いていました。
鎌倉文学館からはバス通りを歩いて鎌倉駅まで戻ります。このとき、江ノ電の踏切を渡らずに、その手前の商店街を歩いていくと、鎌倉駅西口にスムースに到達することができます。これでルート(2)は終了です。
この日の歩数は24,841歩でした。また、この日のGPSログは以下のとおりです。(実際に行ってみようと思われた方の参考となるよう、訪れた場所を黄色の文字、通りや交差点の名前を白文字にて記述しています。)山間の場所ではGPS衛星からの電波が反射したり、トンネルの中を通ったりしたため、あまり綺麗なログとはなりませんでした。
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上記ではグリーンオン・トリニティを使用して記録したGPSログをご紹介しましたが、グリーンオン・プラスIIでもGPSログの記録が可能です。今回ご紹介した「鎌倉」に限らず、グリーンオンをお供に出かけて、春の訪れを実感してみてはいかがでしょうか。