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バンカーが真っ黒なゴルフ場

2月も最終日で、東京は朝から大雪。まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、もう12年位前の話しになりますが、総合商社の食品部門に勤務していたころ、とあるお菓子メーカーさんからの依頼で、アメリカ・アイダホ州にポテトの買い付けに行きました。そんな時、現地の会社の方に誘われ、ゴルフに行きました。(もちろん会社には内緒ですが、もう時効ですね)
車で3時間位掛かると言われ、旅行気分で移動していた矢先、目の前に飛び込んできた光景は今でも忘れられません!
当時、まだまだゴルフを始めて間もない時期で、バンカーは"白い砂"というのが常識で当たり前と思っていました。が、何と!!バンカーが真っ黒なんです。

何と!!バンカーが真っ黒

残念ながら、当時の写真がないため、直接HPから画像を引っ張って来ましたが、お分かりになりますでしょうか。黒い部分がバンカーです。
言い忘れましたが、このコースは、アメリカ・モンタナ州にある「Old Works Golf Course」というところで、モンタナ州唯一のジャック・ニクラウス設計のコースです。

モンタナ州唯一のジャック・ニクラウス設計のコース

黒いバンカーの正体は、鉱石の一種で、銅の精錬過程で発生する副生成物であるらしいですが、当時の自分の英語理解力では、石炭を細かく砕き、油でコーティングしたものであると解釈していました。あながち間違いではないと思いますが、実際にプレーをしたところ、砂の感触でもなく石でもない不思議な感触だったという記憶があります。また、バンカーの砂、一粒一粒が油でコーティングされているため、1度バンカーに入ると、ボールもそうですがクラブのフェース面が油っこくなり、インパクトの瞬間にボールが滑るのではないかと心配する位、油をふき取るのに苦労した覚えがあります。
また、標高が2,000mを超える場所にあり、空気がとても薄いため、飛距離の感覚がズレすぎ、スコアにならなかったのも印象的でした。例えば、その当時PWで125yが目安になっていたのですが、155y前後飛ぶような状態です。

いかがですか?日本からかなり遠い場所にあるゴルフ場ですが、少しでも興味を持って頂き、行ってみたいなと思って頂けたら幸いです。

Old Works Golf Club

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