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1年の計は元旦にあり

明けましておめでとうございます。

毎年、今年は、今年こそは、これをしよう、あれを実現しようと、目標を立て計画を作ることを皆様もされていることと思います。
でも、それを実際に実行し実現することは中々できません。何故でしょうか?

目標自体が願望の類で、その実現への思いがそれ程熱くない場合もあると思います。あるいは、実現への熱い思いはあって、一所懸命頑張っても結果が出ない場合もあると思います。それでも先人は、「一年の計は元旦にあり」と、1年中の計画を年の初めに決めておくのが良いとしています。

年の初めの1月は、英語ではJanuary、Janusの月といいます。Janusとは、「古代ローマの神、最初は戸口の神で、全ての行動の初めを司る。前うしろに2つの顔を持った姿で表わされる。」(広辞苑)です。物事には表と裏がある。行動の初めにはこの2つの顔で考えて計画をたてなさいと言うことです。

↓コインに描かれたヤーヌス神“Janus”
コインに描かれたヤーヌス神“Janus”

日本では、1月を睦月と呼びます。即ち、睦び(挨拶や親睦を行う)をする月です。何事を始めるにも、先ずは仲か良くしてからということで、和を尊ぶ日本らしいいですね。

皆さんの今年一年は、睦びの月で始めますか、それとも、Janusの月で始めますか?

末永

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