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ワカサギ釣り

ワカサギ釣り

山中湖で初めてワカサギ釣りを体験しました。山中湖の釣り場に浮かんだ屋形舟の中で釣る観光用のワカサギ釣りです。初めに簡単な釣り方の講習を受けます。

先ず、オモリが水深約10mの底に着くまで糸を出し、少し糸を巻き戻します。準備が完了し、いよいよワカサギ釣りの開始です。

数回手首のスナップを効かせて水中のエサを動かし、誘いを掛けます。竿先を注視し当たりを確認したら素早く竿を上げるのです。初めてなので、当たりと波による振動が中々区別できません。

1時間ほどの体験でしたが、グループの中で一番多く釣ったのは、何と、エサも付けられない、魚も触れられない、全く釣りの経験がない女房でした。

「これは偶然ではない」

と言うことで、何か理由があるはずです。彼女の釣り方を見ていると、やたらに誘いのアクションばかりです。そして、釣り上がるワカサギを見ると、針がワカサギの腹や尻尾にかかっています。

エサの周りに多くのワカサギが集まっているのですから、闇雲に針が動けば、ワカサギにひっかかる確率が期待できます。当たりを見極め、ワカサギの口に引っ掛ける正統派の釣りよりも、結果的に、多くの釣果に繋がったようです。

釣りの目的は、当たりを見極め的確に釣りあげることか、多く釣りあげることか、と女房のワカサギの釣果を見て、ビジネスにつなげて考える自分が、情けない。釣ったワカサギは天ぷらにして食べましたが、ほろ苦い味でした。

ほろ苦い美味しさを味わった初めてのワカサギ釣りでした。

ワカサギ釣り

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末永

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