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グリーンオン・メビウス レイアウト表示はどうなる?

こんにちは。
昨日5月28日は「ゴルフ記念日」でした。その由来は、1927年のこの日に横浜の保土ヶ谷ゴルフ場で「第1回全日本オープンゴルフ選手権」が開催されたことにあります。また、5月24日は、1903年のこの日に日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンしたことから「ゴルフ場記念日」となっています。これらの記念日に象徴されるように、ここ最近はゴルフ日和の過ごしやすい天気が続いており、ラウンドを楽しまれた方も多いのではないでしょうか。

さて、今年2月のジャパンゴルフフェアにて発表された新製品のグリーンオン・メビウスですが、今夏の発売に向けて着々と最終確認が進められております。薄型ボディにタッチパネルを搭載した新しいタイプのGPSキャディーとなりますが、そのレイアウト表示も今までのモデルからさらに進化しております。そこで今回はこれまでのグリーンオンシリーズにおけるレイアウト表示の歴史を振り返りながらグリーンオン・メビウスのレイアウト表示についてご紹介したいと思います。

グリーンオンシリーズで初めてゴルフ場のレイアウト表示に対応したのは、ゴルフ場レンタル向けグリーンオンでしたが、これは一般向けには販売されておらず、収録されたレイアウトデータもレンタルが行われるゴルフ場のみでした。一般向けに販売され、全国のゴルフ場のレイアウトデータが収録された最初のGPSキャディーは2010年7月発売のグリーンオン・プラスです。そのレイアウト表示は、プレイ中のホール全景に現在位置を示すアイコンが表示されるというものでした。なお、グリーンの傾斜表示につきましてはこの時点から対応しており、現在に至るまでグリーンオンシリーズだけの特徴であり続けています。
グリーンオン・プラスのレイアウト画像
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翌2011年10月にはグリーンオン・プラスIIが発売されました。レイアウト画像の雰囲気はグリーンオン・プラスと変わりませんが、ハザードポイントやグリーンからの距離線(同心円)が描かれ、レイアウト拡大表示機能やリプレイ機能が搭載されるなど、ホール攻略のための情報・機能が強化されています。また、ピン位置までの距離表示に対応し、ピン位置を入力した場合はグリーン拡大図にピン位置を示すアイコンが表示されます。また、同年12月に発売されたグリーンオン・ミニIIも、画面サイズは異なりますがグリーンオン・プラスIIと同様のレイアウトデータが表示されます。
グリーンオン・プラスIIのレイアウト画像
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翌2012年にはレイアウトを表示するGPSキャディーは発売されませんでしたが、グリーンオンWebサイトにて適用コースのレイアウト表示、さらにはグリーンオン倶楽部にて「グリーン便り」のサービスが開始されました。これらのレイアウト画像はグリーンオン・プラスと同様のホール全景画像ですが、外観のクオリティを向上させているため、グリーンオン・プラスのレイアウト表示とは雰囲気が変わっているかと思います。また、「グリーン便り」ではショット履歴を登録したラウンドデータを表示すると、このレイアウト画像にショット地点とショット軌跡が重ねて描画され、プレイを振り返ることができます。
グリーン便りのレイアウト画像
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そして2013年。グリーンオン・メビウスのレイアウト画像はこれまでとはまた違ったものとなります。まずはご覧いただきたいと思います。なお、以下の画像は開発中のものです。
グリーンオン・メビウスのレイアウト画像
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新しいホールレイアウト画像ではプレイするホールの周囲も描いてリアリティの向上を図っていますが、ただ周囲まで描くだけではプレイするホールがどの部分なのかがわかりづらくなってしまいます。そこでプレイ中のホールを鮮明に描き、その周囲を薄い色で描くことによって、リアリティとわかりやすさの両立を狙った画像となっています。そして、ホールレイアウト上に描かれたオレンジ色のライン。これは何なのでしょうか?…そうです、ホールレイアウト画像にはOBラインが描かれることになりました!発売開始時には全てのコースでOBラインが描画されるわけではありませんが、発売後も拡充していきます。また、距離線(同心円)表示は現在位置を中心とした同心円が表示されるように変更されます。もちろんハザードポイント表示や飛距離表示、リプレイ表示、グリーン傾斜表示にも対応しています。
グリーンオン・メビウスレイアウト表示中
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今回は、グリーンオン・メビウスとこれまでのGPSキャディーとの違いがよくわかるように、すべて同じコース、同じホールの画像で比較してみました。このレイアウト画像の変遷のように弊社も進化を続けて参ります。ご期待ください!

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