今日は、神奈川県の中央にある伊勢原市のシンボルであるな自然に恵まれた丹沢公園の一角に位置にある、大山（標高1252メートル）を訪ねました。
この山は、古くから山岳信仰の山として崇められてきました。また、江戸時代は信仰のほか、気軽な行楽の場所として人気となり、「大山詣り」と呼ばれるようになりました。

大山阿夫利神社の創建は、紀元前97年崇神天皇の頃と伝えられ、大山祗大神（おおやまづみのおおかみ：山の神），大雷神（おおいかずちのかみ：雷の神），高龗神（たかおかみのかみ：雨水の神）を祭神とし、海の守り神である鳥之石楠船神（とりのいわくすぶねのかみ）を合祀しています。本殿は山頂にあり、中腹に下社があります。

大山へのアプローチは、小田急伊勢原駅北口からのバス、ケーブルカーを利用して、大山阿夫利神社の下社（標高696ｍ）に到着します。

この「大山詣り」は、落語の演目としても寄席で語り継がれていることなど、文化的価値を認められ、日本遺産に登録されています。

以下のような祭事等があります。
・筒粥神事（毎年1月7日）
・秋季例大祭（毎年8月27日から3日間）
・大山火祭薪能（毎年10月初旬）
・菊まつり（毎年秋）

ここからの景観は『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で2つ星を獲得しているそうで、写真では確認できませんでしたが、肉眼では眼下に雄大な相模湾（三浦半島・江ノ島）の眺望を楽しむことができました。

豊かな自然と歴史文化に触れられ、気軽に訪れることができる山歩きスポットです。ぜひ大山にお出かけになってはいかがでしょうか。
また、最寄りのゴルフ場に伊勢原カントリークラブがあり、コースデータもサポートしています。
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