東京オリンピックが開催されていた頃、築地へ行く用事がありました。
掲示板の地図を見たら巨大な空間があることに気付き、「おや?」と思いました。
地図には「築地5丁目」としか書いてなく、それが何なのかは記されていませんでした。
その謎の空間に近付くと、それが築地市場の跡地だということが解りました。
この写真に写っているのは、築地市場の正門があったところです。
「東洋一」と呼ばれた築地市場の跡地はいつの間にか、カラフルな観光バスが並ぶ、巨大な駐車場になっていました。
築地市場は2018年に閉鎖され、そのあと解体されました。今後は行政の方針を元に開発が進むでしょう。
駐車場とその前の接種センターは暫定的な用途でしかありません。
銀座や日本橋のそばに位置し、約23ヘクタール(東京ドーム5つ分)もある土地が中途半端な用途にしか利用されていないのは実にもったいないはなしです。
市場跡地の今後の開発ですが、渋谷駅周辺で近年見られたような「開発」になってほしくはありません。
デベロッパーや建設会社にとっては大きなチャンスかもしれませんが、市場跡地の場所と面積の広さを考えると、他の用途があってもよいはずです。
今年5月に、ニューヨークで「リトル・アイランド」という公園がオープンしました。
これはハドソン川に建てた柱の上に作られた公園で、新しいかたちの公共空間として注目されています。
隅田川に面した美しいエリアにある市場跡地をクリエイティブな方法で活かすことは、そう難しいことではないはずです。
人は空間を必要とし、欲します。
ゴルフが世界中でここまで人気の理由のひとつに、広大な空間の中でプレイするスポーツだということがあげられるでしょう。
広大な空間の中での距離をゴルファーに正しく、解りやすく提供するのがグリーンオンのザ・ゴルフウォッチです。
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