もうすぐ東京は梅雨入りですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎日気温が高かったり湿気で蒸し暑かったりしていますので、体調には気を付けましょう。
さて、今回のブログはまだ過ごしやすい季節だったゴールデンウィークへと時間を遡ってしまいますが、私は平成最後の日に青森へ旅行をしてきました。
というのも、お花見がしたいと思って北上する桜前線を追いかけたのですが、お花見はもちろんのこと、弘前城周辺には歴史ある建物も多いとのことで近くにある青森銀行記念館に行ってきました。
この記念館は1879年(明治12年)に設立された全国で59番目の国立銀行「第五十九銀行」の本店・本館(当時)となっていて、第五十九銀行とは現在の青森銀行の前身の一つです。
1943年(昭和18年)に第五十九・八戸・津軽・板柳・青森銀行(現在の青森銀行とは別のもの)が合併し、今の青森銀行になったそうです。
ちなみに、明治の国立銀行とは、1872年(明治5年)の国立銀行条例に基づいて開設された金融機関のことを指し、設立順に番号を名乗っているため俗に「ナンバー銀行」とも呼ばれています。
なお、第一国立銀行は現在のみずほ銀行、第二国立銀行は横浜銀行、第五国立銀行は三井住友銀行、第八国立銀行は三菱UFJ銀行……と最初のナンバー銀行には国内のメガバンクが勢ぞろいしています。
(余談ですが、私の出身地である新潟県には「第四銀行(だいしぎんこう)」という銀行があり、この銀行はナンバー銀行の商号のまま現存する日本最古の銀行なのです!)
各銀行のあゆみについても資料がありました。
また、この建物は1904年(明治37年)に建設された木造2階建てのルネッサンス風建築です。
数多い明治の洋風建造物のなかでも構造的技術的にも優れ、また随所に独創的な工夫が加えられていることから高い水準の建物として1972年(昭和47年)に建物と棟札が国の重要文化財に指定されたのだそうです。
(参考:旧第五十九銀行本店本館)
中に入るととても広々としており、内部には銀行設立当時の資料や、日本で最初のお金である和同開珎や戦争中の紙幣、今までの歴代の紙幣なども展示されていました。
写真にはありませんが、大判小判(レプリカ)も展示してあり、見たことがないものがたくさんあって思わずテンションが上がってしまいました。すごい!
ケヤキで作られた階段を昇り2階へ行くと、会議室がありました。こちらもレトロな雰囲気で、何となく当時の会議の様子が目に浮かぶようでした。
今回、日本のお金の歴史に触れ、更にその土地に歴史的建造物が今も残っていることは改めて素晴らしいことなんだなぁとしみじみしてしまいました。
今私達が使っているものも数十年・数百年後にはとても貴重なものになっているかもしれないので、そうやって歴史は紡がれていくのだと思うと何だか感慨深かったです。
本日も古い建物がメインのブログでしたが、新しく発売されたTHE GOLF WATCH NORM(ノルム)は完全ルール適合モデルで「どうせ機能がたくさんあっても使いきれない……。」「初めて使ってみたいけどどれがいいのか分からない……。」といった方にはとてもオススメです!
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